医療の世界はとりわけ職種が豊富だ。医師や看護師、薬剤師や医療事務など幅広い。そうした豊富な職種の中で、自分に合っている仕事を探すのは、難しいかもしれない。選択肢が多すぎるとかえって決めることができなくなるように、職種があり過ぎて決めることができないという人もいるだろう。

医療の仕事は、基本的にはどれも人の命に関わる仕事だ。医師や看護師は特に人の命と密接な関係にあり、当然人の死にもかかわっていかなければならないこともある。こうした人の死に耐えることができないとすれば、医師や看護師よりも歯科系の仕事に向いているかもしれない。歯科医師や歯科助手などの歯科系の仕事は、少なくとも人の命に関わることはない。伝染病やウイルスに感染することも少なく、人の役に立ちながらも自分の身はしっかり守りたいという人には適職だ。

一方、同じ医師でも、人の死ではなく、人の誕生に関わることのできる仕事もある。産婦人科医や助産師だ。とりわけ産婦人科の医師は人材が不足しているし、助産師の数も足りていない。産婦人科医や助産師は、確かに勤務時間が不規則であり、また急な呼び出しなども多い仕事だが、人の誕生に関わることができるという点は、大きなやりがいを感じることができるという意味で魅力だろう。子供が好きであるという人にとっては、最適だと言えるかもしれない。

その他、薬剤師や保健師、また事務系の仕事は特に女性からの人気が高く、資格を取得すれば永久保証の安定を手に入れることができる。安定を目指したいのであれば、これらの資格を取る努力をしてみても良いだろう。